地盤改良工事とは、建築予定地が軟弱地盤であった場合に、その地盤を補強強化し、将来的に建築物が受ける不同沈下等の損害を最小限に留めることを目的としています。
地盤調査により、該当建築予定地が軟弱地盤と判断された場合に、その地盤の持つ特性に応じたもっとも適切な地盤改良法をご提案し施工させていただきます。
ビッグハンズでは、その地盤の持つ特性に応じ、様々な改良工法のご提案と施工をさせていただいております。従来工法の種類としては、大まかに下記のものがあり、それぞれ改良に必要な地中の深さによって使い分けます。
現有の土砂とセメント系固化材を攪拌し転圧する工法で、比較的浅い深度に地耐力のバラツキがある地盤や軟弱層がある地盤に効果のある工法です。
マイナスポイント:セメントと土が混ざることで化学反応を起こし、発がん性物質「六価クロム」を発生させる恐れがあります。
地中に柱状のセメント系固化材による杭を構築する工法で、騒音と振動が低く、残土が少ない特長があります。中層改良に適しています。
マイナスポイント:セメントと土が混ざることで化学反応を起こし、発がん性物質「六価クロム」を発生させる恐れがあります。さらに、将来的に土地を売却する際に、何百万円もの杭の撤去費用がかかる可能性があります。
地中に鋼管を打ち込むことによって杭を構築する方法で、騒音と振動が低く残土や泥水の処理を必要としない特長があります。
マイナスポイント:将来的に土地を売却する際に、何百万円もの杭の撤去費用がかかる可能性があります。
天然砕石により杭を構築する最新の工法で、地震時の液状化現象に強く、有害物質等が発生しない。自然に優しく資産価値を下げない。必ずしも支持層を必要とせず様々な地盤に施工が可能。などの特長があります。